友人ロバートの国籍抹消問題

新潟県弁護士会のホームページより
「平成20年 9月12日 不適切な戸籍消除について」
http://www.niigata-bengo.or.jp/about/statement/index.php?id=28

はじめに
あなたの力を貸してください
ここに書かれていることを
あなたのお友達に伝えてください
少しずつ 大きな環になりますように
どうぞよろしくお願いします
当文章のリンク及び転載は自由です!
★世界人権宣言 第15条
1 すべて人は、国籍をもつ権利を有する。
2 何人も、ほしいままにその国籍を奪われ、又はその国籍を変更する権利を否認されることはない。
★日本国憲法 第十一条 【基本的人権の享有と性質】
『国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる』

【良心の不法滞在者〜国籍を奪われたある日本人の物語】

これはテレビの中の遠い出来事ではありません。
おれの身近な友達の身の上におこった「リアルな物語」です。

この物語に登場する一人、佐渡在住のミュージシャンであり、おれの大切な友人であり、むーたらず、サドラム、Jyutaで活躍するドラマー&パーカッショニストのロバート・アーサー・マクィーンは日本人として生きてきました。

彼は21歳のある日、本籍のあった神奈川県大和市から次のように言われます。

「間違っていたので(戸籍を)抹消しておきました」

ロバートの日本国籍は、このようにして突如奪われました。

以来、いまだ国籍を取り戻せない唯一の日本人がロバートなのです。

にわかに信じがたい話かもしれませんね。
[ロバート 国籍 抹消]ってキーワードでネット検索してみてください。彼のことがでてきます。

本人が知らぬうちに戸籍抹消。

何の説明も何の確認もないまま無国籍。

こんなことがまかり通っていいのでしょうか?

決してよくないはずです。

いったい誰がそんな酷いことを?
直接には神奈川県大和市であり
そして国籍の取り扱いを監督する日本国法務局=国です。

行政によるこの前代未聞の不始末がひきがねとなり、ロバートの人生は

1963年(出生時) 日本国籍
       ↓
1984年(21歳) 神奈川県大和市が本人に断りなく戸籍抹消⇒無国籍
       ↓
1985年 生きるためにやむなく米国籍を取得
       ↓
以降20年以上にわたり日本国籍の回復を国に働きかけるも門前払い
       ↓
2006年 国に対する抗議の意志表示のためビザの更新を拒否⇒不法滞在者
       ↓
2009年7月11日バンドツアー先の沖縄にて沖縄県警による不当逮捕・被勾留中(容疑は出入国管理及び難民認定法違反いわゆる「不法滞在」)
       ↓
2009年7月15日釈放

という具合に翻弄されてゆきます。

1984年に国籍を奪われて以来23年間の闘いを経た2007年。

ロバートは「新潟県弁護士会・人権擁護委員会」の存在を知り、自らの境遇について記した手紙を書き、国と大和市から受けている重大な人権侵害からの救済を申し立てます。

その1年数か月後、ようやくその人権擁護委員会にアクションがありました。

2008年9月、ロバートの受けたいわれなき人権侵害に対して新潟県弁護士会・人権擁護委員会は『「特別の救済措置」を含めた検討を国と神奈川県大和市に勧告』したのです。
■新潟県弁護士会のホームページより
「平成20年 9月12日 不適切な戸籍消除について」
http://www.niigata-bengo.or.jp/about/statement/index.php?id=28
国籍が抹消されてからここまで、実に24年の歳月が流れていました。
やれやれやっと問題解決…いいや、まったく解決していません!
この「勧告」がロバートに何か恩恵をもたらしたのか?
何ももたらしていません。

その後、国からも 
神奈川県大和市からも 
そして人権擁護委員会からも 
何のアクションもないのです。

実は人権擁護委員会の「勧告」には何の強制力もありません。
「勧告」それ自体は、何かを解決する効力として機能していないのです。

「人権」は、第二次世界大戦終結から3年後、国連が採択した決議『世界人権宣言』をきっかけとして世界中に拡がった概念です。
宗教や思想、信条を超越する、世界共通の正しき理念とされています。

しかし国や大和市は、「勧告」に対してなんのアクションもおこそうとしません。

昨今はラヴ&ピースとかエコとかマイ箸とか口にするのが流行ってますが
「人権」をとりまく渡世の"リアル"とはこのようなものなのです。
おれ自身、ミュージシャンのはしくれですが
世界を憂えて「イマジン」を歌う人達をたくさんみてきました。
しかし断言します。
「イマジン」を歌うことで何かを成し遂げたような気持ちになってるヤツらは、アホです。
「イマジン」をどれだけ歌っても、世界はこれっぽっちも変わりません。

キツいこと言ってごめんなさい。
揶揄するのが本意なのではありません。
我々の住む日本という国の、美辞麗句に彩られた日本という国の実態をお伝えしたいのです。

ではぼくらに必要なセンスとは何か?
それは想像力を駆使することと同時に
"リアル"を受けとめること。

そう、おれは考えます。
皮肉屋になることではない。
"リアル"とは、行動すること。

人権擁護委員会の「勧告」は
国と大和市に対してアクションを求める根拠となり得ます。

我々はこの「勧告」のいう【特別の救済措置】の速やかな実施を求め、国と大和市に向けたオンラインによる署名を集めています。
このオンライン署名の発起人はロバート自身であり、まったくいかがわしいものではありません。
是非ともご検討の程よろしくお願いいたします。

◆Human Chain 署名
http://www.shomei.tv/project-651.html

【2009/02/19更新:※携帯からも署名できます】

★Human Chain 署名<携帯版>
http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=651

※会員登録しなくても署名できます。
※匿名でも署名できます。

●動画「元日本人<国籍抹消>と闘う」
http://www.youtube.com/watch?v=uA4OJ1WQ